津和野街道のルート情報
最終更新日:2024-04-28 21:57:39 ※ 街道ルート情報の見方はこちら
ルート情報
区間 | 宿場など |
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廿日市(宮内)~津田 | 津田宿 |
津田~宇佐郷 | 大原宿 |
宇佐郷~六日市 | 六日市宿 |
六日市~柿木 | |
柿木~津和野 |
津和野街道の概要
津和野街道は、旧山陽道の廿日市から分岐して津和野へ至る約80km弱のルートです。津和野藩の参勤交代ルートとして使用され、廿日市には津和野藩の御船屋敷がつくられていました。
津和野街道は参勤交代だけではなく、津和野藩の特産品だった紙の交易ルート、厳島神社への参詣ルートとしても利用され、他国人の往来も多いことから道の維持にも力を入れていたようです。
また、幕末のキリシタン弾圧(浦上四番崩れ)で、捕えられた信者の一部は長崎から廿日市へ船で護送されたあと、津和野街道を使って津和野の光琳寺まで送られました。毎年5月にはカトリック信者による巡礼の旅が今でも行なわれています。