石見銀山街道(笠岡ルート):上下~府中のルート情報
最終更新日:2024-04-08 21:35:00
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基本データ
注:(往路)は甲奴→笠岡方面、(復路)は笠岡→甲奴方面を表す
距離 |
21.2km |
累積標高 |
579m(往路) |
930m(復路) |
所要時間(4km/h) |
06:40:00(往路) |
07:20:00(復路) |
この区間の宿場
上下 |
上下は府中と備北北部を結ぶルート上にあり、宿駅や代官所が置かれていた。
上下には各地の物資が集散するだけでなく、大森銀山の産出銀を代官所が有力商人に委託して貸付を行う「上下銀」が行われており、周辺地域で広く利用される経済の中心地でもあった。 |
府中 |
府中は古代から国府としてこの地方の政治の中心地だった。 |
見どころなど
上下代官所移築門 |
移築された代官所の門が現存している。 |
旧吉田本店 |
主屋は明治初期、蔵は江戸中期の建築。 |
郷宿跡 |
郷宿は村役人などが代官所へ出向く際に宿泊する宿屋で、手続きの代行なども行っていた。虫籠窓やうだつが残る。 |
上下代官所跡 |
上下は天領で当時ここに代官所があった。現在は石垣のみが残る。また、門は移築されている。 |
井永のエノキ |
樹齢約250年の古木。府中市指定天然記念物。 |
口留番所跡 |
当時ここには福山藩の口留番所が置かれており、他領からの旅人や物資の監視を行っていた。現在は石垣が残る。 |
難所
坂根峠 |
府中側からは標高差約400m、上下側からは標高差約200mだが急坂 |
交通手段
その他メモ
参考資料