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伊勢街道:明野~伊勢神宮のルート情報

最終更新日:2023-12-16 00:00:00 ※ 街道ルート情報の見方はこちら
  • 赤/橙:ルート,見どころ
  • 黒/灰:難所
  • 黄:迷いポイント
  • 紫:交通手段
  • 青:休憩場所
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基本データ

注:(往路)は追分→伊勢神宮方面、(復路)は伊勢神宮→追分方面を表す
距離 10.5km
累積標高 126m(往路)
122m(復路)
所要時間(4km/h) 02:50:00(往路)
02:50:00(復路)
伊勢街道:明野~伊勢神宮間標高グラフ

この区間の宿場

小俣おばた 小俣は鳥羽藩と紀州藩の相給地で、高札場も藩ごとに設置されていた。

見どころなど

へんばや商店 松阪~小俣間にある安永4年(1775年)創業の和菓子店。あんこ餅の和菓子「へんば餅」を商う。当時は宮川の渡し(桜の渡し)に茶店を開いていた。 そのころ宮川の渡しから先は伊勢の神域で動物の立ち入りが禁止されていたため、渡しで馬から下りなければならなかった。この馬を返す場所=返馬所(へんばしょ)近くで食べられていたことが「へんば餅」の名前の由来。[1]
宮川の渡し(桜の渡し)跡 船渡しで、渡し場が再現されている。宮川には上の渡し、下の渡し、磯の渡しの3か所があり、下の渡しは桜の木が多かったことから桜の渡しとも呼ばれた。[2] 渡し付近には茶屋が並び、御師の出迎えの看板が林立していたという。[3]
小西萬金丹本舗 延宝4年(1676)創業の漢方薬店。「お伊勢さんの霊薬」として人気が高かった「萬金丹」を販売しているほか、当時の製薬道具などが展示されている。建物は明治初期のもの。[4]入館無料、水曜日休館。
豊宮崎文庫跡(お屋根桜) 書庫兼外宮祠官の教育機関だった。跡地に咲く桜は「お屋根桜」と呼ばれており、文庫創設を唱えた出口延佳邸の屋上に生えた桜を移植したことが名前の由来。[5]
麻吉旅館 江戸時代から続く旅館。天明2年(1782)には地図に名前があり、当時は料理屋だったそう。[6]建物は江戸末期のもので国指定有形文化財。[7]
伊勢古市参宮街道資料館 街道の資料などが展示されている。入館無料。月曜・祝翌日休館。

難所

交通手段

手段 日中の本数 メモ
JR参宮線 宮川~伊勢市 1時間に1~2本
近鉄山田線 明野~宇治山田 多数

その他メモ

参考資料

  1. へんばや商店 へんば餅の由来
  2. へんばや商店 宮川の渡し
  3. 三重の歴史・文化散策マップ 桜の渡し跡
  4. 伊勢市 小西萬金丹本舗 店舗兼主屋
  5. Wikipedia 豊宮崎文庫
  6. 麻吉旅館 麻吉旅館のこと
  7. 文化庁 国指定文化財等データベース 麻吉旅館本館