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旧山陽道(西国街道):松永~三原のルート情報

最終更新日:2024-05-28 16:55:14 ※ 街道ルート情報の見方はこちら
  • 赤/橙:ルート,見どころ
  • 黒/灰:難所
  • 黄:迷いポイント
  • 紫:交通手段
  • 青:休憩場所
  • 緑:宿泊施設

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基本データ

注:(往路)は大坂→下関方面、(復路)は下関→大坂方面を表す
距離 22.9km
累積標高 334m(往路)
331m(復路)
所要時間(4km/h) 06:20:00(往路)
06:20:00(復路)
旧山陽道(西国街道):松永~三原間標高グラフ

この区間の宿場

今津宿いまづ 今津宿は松永駅西方約1kmに位置する。当時は大変にぎわったが明治4年に百姓一揆の焼き討ちにあい主要な建物は焼失。 現在は本陣の門・石垣のみ残る。このほかに脇本陣として使われていた寺院が残っている。
尾道宿おのみち 尾道宿は尾道駅東方に位置する。港町として有名だが旧山陽道と石見銀山街道(尾道ルート)が交差する陸路の要衝でもあった。 さらに、尾道は備後における商業の中心地で,広島藩の外港になると尾道奉行も置かれた。
三原城下みはら 三原城下の宿場町は三原駅の北東方に置かれた。宿場としてはあまり規模は大きくなかったよう。近年の道路拡張で古い建物がかなり減ってしまった。

見どころなど

今津宿本陣跡 本陣門と塀が残る
蓮華寺 今津宿の脇本陣として使用されていた。 上段の間が残るが見学できるかどうかは不明。
防地番所跡 藩境だった防地峠に当時の番所が残っている。墓地を抜けると近くから外観を見学できるが、個人所有の建物なので注意が必要。(当サイトユーザーさんからの情報・24/5/28追記)
正念寺(延命井) 尾道宿付近。延命井という名水の井戸がある。当時は「防地の茶堂」と呼ばれ旅人の喉を潤した。
桂馬蒲鉾商店 尾道宿内。大正創業で街道とは直接関係ないけれど尾道に立ち寄ったのならぜひ。
吉源酒造場 尾道宿付近。安政元年(1855年)創業の酒造所。
ローソン三原糸崎店付近からの眺め 天気が悪くなければ因島大橋など瀬戸内海の多島美を楽しむことができる。

難所

尾道トラックステーション付近 信号機なし横断

交通手段

手段 日中の本数 メモ
JR山陽本線 松永~三原 多数
JR山陽新幹線 三原 1時間に1本

その他メモ

宿泊施設がたくさんあるので泊まるのには困りません。 防地峠がありますが標高は高くないのでそれほど苦労はしないはず。 尾道の町並みや瀬戸内海の眺めなど,観光っぽい街道歩きを楽しめる区間です。

参考資料