石見銀山街道(尾道ルート)のルート情報
最終更新日:2024-05-07 22:26:29 ※ 街道ルート情報の見方はこちらルート情報
区間 | 宿場など |
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大森~粕渕 | |
粕渕~赤名 | 小原,九日市,赤名 |
赤名~三次 | 布野,三次 |
三次~吉舎 | |
吉舎~甲山 | 吉舎,甲山 |
甲山~御調 | 御調 |
御調~尾道 |
石見銀山街道(尾道ルート)の概要
石見銀山街道は、江戸時代初期に初代銀山奉行の大久保長安により、石見銀山から銀を輸送するルートとして、大森から尾道間が整備されました。
尾道からは海路で大阪まで銀が運ばれます。
当時は銀山街道、出雲街道、雲石街道、石州街道などと呼ばれていました。[7]
赤名(島根)からは宍道尾道街道と合流します。
銀の輸送隊は馬300頭弱に人が約400人という大規模なもので、年に1回、10月下旬から11月上旬に3泊4日かけて尾道まで銀を運んでいました。[8]
尾道へのルート以外にも、途中で分岐して岡山県の笠岡へ抜けるルートも使用されていたようです。
ルートおよび全体的な参考資料
- 竹内誠『 日本の街道ハンドブック 』三省堂,1993年
- 探訪マップ 銀の道
- 河出書房新社・東京カートグラフィック WEB版デジタル伊能図
- ヤマレコ:石見銀山街道歩き①② 大森代官所跡~赤名(陣屋バス停)
- ヤマレコ:石見銀山街道歩き③④⑤⑥赤名峠~三次~宇賀~宇津戸~終点尾道
- Wikipedia 石見銀山街道
- 府中市教育委員会『 ふるさとの歴史 -遺跡と文化財からみた府中- 』,2014年, P22
- 池橋達雄監修『 定本 島根県の歴史街道 』樹林舎,2006年, P179