街道の歩き方
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中山道:東赤坂~柏原のルート情報

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  • 紫:アクセス/エスケープ
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基本データ

注:(西)は東京→京都方面,(東)は京都→東京方面を表す
距離 21.4km
累積標高(西) +328m,-159m
所要時間(4km/h) 6時間00分(西)
5時間40分(東)
中山道:東赤坂~柏原間標高グラフ

この区間の宿場

赤坂あかさか宿 杭瀬川の水運により成立した町で平安末期ごろから宿場町があった。江戸時代に入り赤坂港が整備され特産品である石灰などの輸出でさらに賑わったが,明治大正になると鉄道に取って代わられた。東海道の赤坂宿と区別して「美濃赤坂宿」と呼ばれることも。
垂井たるい宿 美濃一宮(南宮大社)の門前町として成立。中山道と東海道を結ぶ美濃路の追分に当たる交通の要衝だった。町は東町,中町,西町で構成され中町が中心。地名の由来は「垂井の泉」から。
関ヶ原せきがはら宿 北に伊吹山,南に鈴鹿山脈が迫る狭い土地で古代から軍事・交通の要衝だった。現在も国道や高速道路,東海道本線や新幹線などが集中して通っている。宿場の中心を国道が通っているため宿場町としての面影はほとんど見られない。
今須います宿 妙応寺の門前町として成立。明治以降は鉄道駅から離れてしまい静かな町に。古い町並みはそれほど残っていない。
柏原かしわばら宿 宿長が1.4kmもある規模の大きな宿場で東山道時代から栄えた。伊吹山のよもぎをつかった「もぐさ」が名物で現在も営業している店がある。古い町並みがよく残っている。

見どころなど

赤坂港会館 赤坂港や赤坂宿についての資料を展示。入館無料,土日祝のみ開館。
増田家住宅(お嫁入り普請探訪館) 赤坂宿内。和宮降嫁の際に宿場の見栄えを良くするために,建物の街道に面した側だけ急きょ2階建てに改築したもの。これは幕府からの借金で賄ったがその後幕府が崩壊したため借金はウヤムヤになったのだとか。見学は土日(不定期)で可。
お茶屋屋敷跡 赤坂宿内。慶長9年(1604)に岐阜城の御殿を移築して将軍専用の宿所にしたもの。土塁・空堀の一部などが遺構として残る。個人宅のため牡丹の開花時期である4月から5月にかけて庭園のみ公開。
本龍寺 垂井宿内。脇本陣の門と石灯籠が移築されている。松尾芭蕉が一冬を過ごしたことも。また門前に高札場があった。
垂井一里塚 一里塚のうち南塚が現存。
旧中山道松並木 垂井宿~関ヶ原宿間。約400mにわたり街道松が残る。
不破関資料館 関ヶ原宿からやや西方。古代の関所だった不破関についての資料等が展示されている。大人350円,月曜休館。
米原市博物館・科学館柏原宿歴史館 柏原宿に関する資料が展示。大人300円,月曜・祝翌日休館。
伊吹堂 亀屋佐京商店 柏原宿内,創業寛文元年(1661)のもぐさ屋。「木曽海道六十九次」にも福助人形とともに描かれている。

難所

アクセス・エスケープルート

手段 日中の本数
養老鉄道 東赤坂 1時間に1~2本
JR東海道本線 垂井~柏原 1時間に2本

その他メモ

関ヶ原から西は補給ポイントが少ないのでやや注意です。