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中山道のルート情報
※ 街道ルート情報の見方はこちらルート情報
区間 | 宿場など |
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日本橋~蕨 | 板橋宿 |
蕨~大宮 | 蕨宿,浦和宿,大宮宿 |
大宮~鴻巣 | 上尾宿,桶川宿,鴻巣宿 |
鴻巣~熊谷 | |
熊谷~本庄 | 熊谷宿,深谷宿 |
本庄~高崎 | 本庄宿,新町宿,倉賀野宿 |
高崎~西松井田 | 高崎宿,板鼻宿,安中宿,松井田宿 |
西松井田~軽井沢 | 坂本宿,碓氷峠,軽井沢宿 |
軽井沢~岩村田 | 沓掛宿,追分宿,小田井宿,岩村田宿 |
岩村田~芦田 | 塩名田宿,八幡宿,望月宿,芦田宿 |
芦田~和田 | 笠取峠,長久保宿,和田宿 |
和田~下諏訪 | 和田峠,下諏訪宿 |
下諏訪~洗馬 | 塩尻峠,塩尻宿,洗馬宿 |
洗馬~奈良井 | 本山宿,贄川宿 |
奈良井~木曽福島 | 奈良井宿,鳥居峠,藪原宿,宮ノ越宿,福島宿 |
木曽福島~須原 | 上松宿 |
須原~南木曽 | 須原宿,野尻宿,三留野宿 |
南木曽~中津川 | 妻籠宿,馬籠峠,馬籠宿,落合宿,中津川宿 |
中津川~恵那 | 大井宿 |
恵那~御嵩 | 十三峠,大湫宿,琵琶峠,細久手宿,御獄宿 |
御嵩~鵜沼 | 伏見宿,太田宿,鵜沼宿 |
鵜沼宿~岐阜 | 加納宿 |
岐阜~東赤坂 | 河渡宿,美江寺宿 |
東赤坂~柏原 | 赤坂宿,垂井宿,関ヶ原宿,今須宿,柏原宿 |
柏原~高宮 | 醒井宿,番場宿,鳥居本宿,高宮宿 |
高宮~武佐 | 愛知川宿,武佐宿 |
武佐~草津 | 守山宿 |
中山道の概要
東海道と並ぶ街道の王様。 東海道と違うのは中山道は山間部を経由するので峠が多いということです。 東海道の場合,累積標高は約5300mですが,中山道は約8400mもあります。
しかも標高が1000mを超える峠がいくつかあり(最高は和田峠の1600m),冬の厳しい寒さに人馬が行き倒れることも珍しくありませんでした。 そのため和田峠や碓氷峠には接待所という旅人への施し場が設けられるなどしました。
また「木曽の桟」として有名な断崖絶壁に作られた木道も落ちたら一巻の終わりで,そういった難所が数多くある街道です。
そういったことから,江戸~京都間の距離は東海道よりも約40km長くなるだけですが,宿場が16も増えています。
しかし山間部を通る分,東海道と比べて川越しが少なく,川止めで日程が狂うのを嫌う人は中山道を好んでいたそうです。
中山道の一部には,明治以後に鉄道路線などから外れて開発から取り残されたことが幸いし,当時の姿をよく残している宿場などがいくつかあります。
参考文献・サイト
参考文献
- 竹内誠著,『日本の街道ハンドブック―「旅ゆけば心たのしき」街道小事典』,三省堂,2006年
- 五街道ウォーク・八木牧夫著,『ちゃんと歩ける中山道六十九次(東・西)』,山と渓谷社,2014年
- 児玉幸多監修,『中山道の歩き方 木曽路をゆく』,碧水社,2000年
- 新田時也編,志田威・中澤麻衣著,『東海道・中山道 旅と暮らし』,静岡新聞社,2019年
- 長野県教育委員会編,『歴史の道調査報告書Ⅰ~Ⅴ』,長野県文化財保護協会,昭和59年
- 奈良国立文化財研究所編,『木曽奈良井-町並調査報告-』,昭和51年
- 岸井良衛著,『新修 五街道細見』,青蛙社,昭和34年
- 写真記録刊行会編,『写真記録 日本の街道 - 信濃・越後路』,日本ブックエース,2011年