街道の歩き方
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中山道:奈良井~木曽福島のルート情報

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  • 黒/灰:難所
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  • 紫:アクセス/エスケープ
  • 青:休憩場所
  • 緑:宿泊施設

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基本データ

注:(西)は東京→京都方面,(東)は京都→東京方面を表す
距離 21.9km
累積標高(西) +688m,-855m
所要時間(4km/h) 7時間00分(西)
7時間30分(東)
中山道:奈良井~木曽福島間標高グラフ

この区間の宿場

奈良井ならい宿 奈良井宿は難所鳥居峠を控え、木曽11宿のなかでもっとも賑わった宿場だった。木曽11宿中ではもっとも標高も高い。昔から木工業が盛ん。江戸側から下町,中町,上町で構成されている。旅籠の数は少ないが,商家がその役割を果たしていたそう。明治以降も大火に遭わず古い町並みが大変良く残っている宿場。
藪原やぶはら宿 藪原宿は、難所鳥居峠と飛騨街道との分岐を控えて賑わった。「お六櫛」が名産で現在も販売されている。明治の大火で古い町並みはあまり残っていない。
宮ノ越みやのこし宿 宮ノ越宿は中山道の中間に位置し、伊奈へ抜ける権兵衛街道との分岐でもあった。また木曽義仲が挙兵した地として有名。明治の大火で古い町並みはほとんど残っていない。
福島ふくしま宿 福島宿は、福島関所をもつ要害の地。木曽11宿の中心地。関所が厳しいためか宿泊機能は小規模だった。昭和の大火のため古い町並みはあまり残っていない。

見どころなど

歴史の道100選 奈良井宿から鳥井峠にかけて歴史の道100選に選ばれている。
徳利屋 奈良井宿内。正岡子規や島崎藤村,幸田露伴なども宿泊した元旅籠。現在はそば屋兼郷土資料館。
ゑちごや旅館 奈良井宿内。寛政年間(1789-1801)創業の旅籠,現在も営業中。2食付き1万5950円~,1日2組限定で基本2名以上から。
御宿伊勢屋(下問屋兼牛馬宿跡) 奈良井宿内。文政元年(1818)築,現旅館。牛馬宿というのは人馬継立などの輸送を担っていた牛方や馬方の宿屋のこと。2食付1万円~
上問屋資料館 奈良井宿内。問屋だった建物が資料館として公開されている。問屋が残っているのは貴重なのでぜひ。入館大人300円,12~2月休館,その他不定休あり。
中村邸(櫛問屋跡) 奈良井宿内。天保年間(1830-1844)築,内部見学可で大人300円,12~3月の月曜・祝翌日休館。
楢川歴史民俗資料館 奈良井宿内。入館大人300円,月曜・祝翌日の他12~3月休館。
湯川酒造店 藪原宿内。創業慶安3年(1650),「木曽路」など。
宮ノ越宿本陣 本陣の客殿が現存,公開されている。入館無料,月曜休館。
中山道 中間点 宮ノ越宿~福島宿間。江戸・京都からの中間点
福島関所資料館 復元されている。入館大人300円,12~3月の火曜・祝翌日休館。

難所

アクセス・エスケープルート

手段 日中の本数
JR中央本線 奈良井~原野 1~2時間に1本
木曽福島 1時間に1~2本

その他メモ

奈良井宿はやっぱりすごいですね。宿場町の王者って感じ。ほかの3宿場も火事さえなければもっと町並みが残っていたのでしょう。火事の及ぼす影響ってでかい。