街道の歩き方
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中山道:南木曽~中津川のルート情報

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基本データ

注:(西)は東京→京都方面,(東)は京都→東京方面を表す
距離 20.7km
累積標高(西) +847m,-962m
所要時間(4km/h) 7時間00分(西)
7時間20分(東)
中山道:南木曽~中津川間標高グラフ

この区間の宿場

妻籠つまご宿 妻籠宿は伊那街道との分岐にあたり賑わった。明治以降は鉄道など主要交通路から外れて衰退したが,そのせいで町並みがそのまま残されたため見直されるように。古い町並みが色濃く残る宿場。
馬籠まごめ宿 馬籠宿から贄川宿までは木曽路11宿と呼ばれる。しかし越境合併のため、木曽11宿で馬籠宿だけが岐阜県になる。馬籠峠下の傾斜地にある特徴的な宿場。明治・大正の大火で町並みはすべて焼失したが,町並みを復元して観光地化に成功している。作家の島崎藤村はこの馬籠宿本陣家の生まれ。小説「夜明け前」の舞台でもある。
落合おちあい宿 落合宿は、東から横町・上町・中町・下町で構成される小規模な宿場。古い町並みはそれほど残されていない。「火縄」が名物で水に入れても消えない優れものだったそう。
中津川なかつがわ宿 中津川宿は、物資の集散地として六斎市が立つなどし,東美濃の中心地として栄えた。古い町並みも比較的よく残されている。

見どころなど

歴史の道100選 この区間の信濃路(信濃・美濃国境以東)は歴史の道100選に選ばれている。
上久保一里塚 三留野宿~妻籠宿間。一里塚が両塚とも現存。
南木曽町博物館 妻籠宿についての資料等が展示。本陣・脇本陣・資料館共通券大人700円。ちなみに本陣は平成に復元されたもの,脇本陣は明治期の建築。
下嵯峨屋 妻籠宿内。江戸時代から続く旅籠,素泊まり1名6000円~,資料館が併設されており当時の長屋が公開されている。
松代屋旅館 妻籠宿内。1804年創業の旅籠,素泊まり1名5400円~,水曜休館。
上嵯峨屋 妻籠宿内。18世紀中期築の木賃宿が公開されている。
妻籠宿の町並み 宿場全体に古い町並みが色濃く残る。
一石栃立場茶屋 馬籠峠。江戸中期の建築の立場茶屋が残されている。
馬籠脇本陣史料館 脇本陣に関する資料が展示されている。大人300円,不定休。
馬籠 陣場上展望台 馬籠宿を一望できる
正岡子規句碑 十曲峠。中津川方面を一望できる。
新茶屋の一里塚 十曲峠。東塚現存,西塚は復元したもの。
落合の石畳 十曲峠。かつての石畳が3か所・合計約70mほど残るほか,1kmにわたって復元されている。
与坂立場跡 落合宿~中津川宿間。越前屋という茶屋があり米粉餅に黒砂糖をかけた「三文餅」が名物だった。現在茶屋が復活,「三文餅」も販売されている。
すや 本店 中津川宿内。元禄年間(1688-1704)創業,栗きんとんの老舗。元々は酢の店だったが,江戸末期から和菓子に鞍替え。
中山道歴史資料館 中津川宿内。入館大人330円,月曜休館。受付で申し込めば隣の脇本陣上段の間も見学可能。
酒游館 はざま酒造 中津川宿内。慶長6年(1601)創業,「恵那山」など
栗きんとんの川上屋 本店 中津川宿内。元治元年(1864)創業,「すや」と同じく「栗きんとん」が有名。
中津川宿の町並み 横町(「川上屋」「十八屋」などの前のとおり)に特に古い町並みが残る。

難所

南木曽~馬籠宿 エスケープ手段に乏しいので注意,バスはあるけど本数がかなり少ない。

アクセス・エスケープルート

手段 日中の本数
JR中央本線 南木曽 塩尻方面は1~2時間に1本,中津川方面は1時間に概ね1本
中津川 塩尻方面は1時間に1~2本,名古屋方面は1時間に2~4本
南木曽町コミュニティバス馬籠線 南木曽~馬籠 1日数便
北恵那交通馬籠線 中津川~馬籠 1時間に1本程度

その他メモ

見どころが多すぎて消化不良を起こしそうな区間です。宿はたくさんあるので時間がある人はじっくり楽しめます。

そんな観光地化した区間ですが,エスケープが困難な区間もあります。馬籠峠も地味にきついですから,計画準備は入念に行いましょう。