街道の歩き方
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中山道:岩村田~芦田のルート情報

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  • 青:休憩場所
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基本データ

注:(西)は東京→京都方面,(東)は京都→東京方面を表す
距離 17.0km
累積標高(西) +378m,-336m
所要時間(4km/h) 5時間00分(西)
5時間00分(東)
中山道:岩村田~芦田間標高グラフ

この区間の宿場

塩名田しおなだ宿 塩名田宿は、千曲川の川越しをために作られた宿場で、小規模な宿場だったが本陣が2軒もあった。宿内は中宿・下宿・河原宿の3つにわかれている。
八幡やわた宿 八幡宿と塩名田宿の距離は27町しかなく中山道で最短。小規模な宿場だったが千曲川の川止めに備えてか脇本陣が4軒もあった。地名の由来は宿内にある八幡神社から。
望月もちづき宿 望月宿の名前の由来は、馬の名産地で毎年旧暦8月15日の満月(望月)の日に朝廷に馬を献上していたことによる。当初は鹿曲川沿いにあったが、寛保2年(1742)の大洪水で大半が流出し、現在の河岸段丘上に移転した。古い町並みがよく残る宿場。
芦田あしだ宿 芦田宿は、難所笠取峠を控えた宿場として小規模だが賑わった。

見どころなど

瓜生坂一里塚 望月宿近く。一里塚が両塚とも現存しているが分かりにくい。
望月歴史民俗資料館 望月宿の資料等が展示。入館310円,月曜・祝翌日休館。
旅籠 山城屋嘉左衛門 望月宿内。江戸末期の創業の旅籠,改築等はされているが建物も残っている。現在も「御宿 山城屋」として営業中。
望月宿の町並み 内部公開されている建物はないが,脇本陣や旅籠などがよく残っている。
大澤酒造 間の宿茂田井内。元禄2年(1689)創業,「大吉野」など。
立科町ふるさと交流館「芦田宿」 芦田宿に関する資料が展示。休憩も可。
芦田宿本陣 建物が現存している。見学の可否は不明。
金丸土屋旅館(旅籠津ちや) 芦田宿内。文化元年(1804)創業の旅籠,現在も営業中。

難所

アクセス・エスケープルート

手段 日中の本数
JR北陸新幹線 佐久平 1時間に1~3本
JR小梅線 岩村田 1時間に1~2本
千曲バス中仙道線 岩村田~芦田 1~2時間に1本

その他メモ

鉄道路線から離れるためエスケープが厳しく補給ポイントにも乏しい区間です。バスの時刻表はよく確認しておきましょう。

その一方で現役で営業している旅籠が2軒もあるすごい区間です。いつかはどちらとも宿泊したいです。