街道の歩き方
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中山道:芦田~和田のルート情報

※ 街道ルート情報の見方はこちら
  • 赤/橙:ルート,見どころ
  • 黒/灰:難所
  • 黄:迷いポイント
  • 紫:アクセス/エスケープ
  • 青:休憩場所
  • 緑:宿泊施設

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基本データ

注:(西)は東京→京都方面,(東)は京都→東京方面を表す
距離 13.6km
累積標高(西) +434m,-318m
所要時間(4km/h) 4時間20分(西)
4時間00分(東)
中山道:芦田~和田間標高グラフ

この区間の宿場

長久保ながくぼ宿 長久保宿は、元々依田川沿いに作られたが寛永8年(1631)に大洪水にあい現在の段丘上に移転した。移転後は本陣問屋場を中心として東西方向の「竪町」が,その後南北方向の「横町」が発展したためL字型の珍しい町並みが形成される。笠取峠や和田峠といった難所を控えているほか,上田道との追分があることから大規模な宿場として賑わった。飯盛旅籠も盛んだった。古い町並みがよく残っている。
和田わだ宿 和田宿は、難所和田峠に接する宿場として発展し大いに賑わった。文化文政年間(1804~1840)には旅籠の数は70軒にものぼった。文久元年(1861)3月に宿場の大半を消失する大火に見舞われたが、同年11月に和宮下向が控えていたことから,幕府から金を借り突貫工事で宿場を復興させた。宿内は上町・中町・下町とわかれている。長久保宿と同様にここも古い町並みがよく残っている。

見どころなど

歴史の道100選 笠取峠・長久保宿・和田宿周辺は歴史の道100選に選ばれている。
笠取峠の松並木 慶長7年(1602)に赤松の苗717本を植えたもの。現在も70本余りが残る。
長久保宿歴史資料館(長久保宿の町並み) 明治初期に旅籠として建てられた建物を利用している資料館兼休憩所。入館無料,月曜・冬期休館。またこの前後の古い町並み(内部公開はされていない)も素晴らしい。
長和の里歴史館 長久保宿~和田宿間。中山道に関する資料が展示されている。入館無料,月・祝翌日休館。
和田宿の町並み 古い町並みがよく残されている。本陣・旅籠河内屋跡(歴史の道資料館)・資料館羽田野・旅籠「大黒屋」跡は内部公開されており共通券(大人300円)で見学可能。月曜のほか冬期休館。また米屋鐵五郎(上の問屋場跡)は歴史資料館兼休憩所となっている。

難所

国道142号線(長久保三叉路からドライブインながとまでの間) 歩道が狭い,またここから西の大和橋まで断続的に歩道が狭いところがある。

アクセス・エスケープルート

手段 日中の本数
千曲バス中仙道線 岩村田~芦田 1~2時間に1本
JRバス関東・長和町コミュニティバス 上田~長久保~和田 日中に数本

その他メモ

岩村田~芦田間よりもさらにエスケープが厳しくなる区間です。バスの時刻表をよく確認しておきましょう。

その一方で見どころが大変多く中山道のすごさを思い知らされる区間です。